人間的な、余りに人間的なサラリーマンのブログ

悪く言えば奇人、よく言えば宇宙人

心の病と共に生きること

哀しいことに今年の2月下旬頃、業務上での人間関係の悲劇的な捻じれによりメンタルに不調をきたし、人生で初めての精神科へと向かうと鬱状態と診断され、休職を余技なくされている。

 

休職中は眠れない日々が多い。自分はおそらくストレスの多い人生を送っているのであろうから後30年程生きるのかもしれないが、その人生の終わりの日が来るまで憎悪するであろうクソバカ野郎の理不尽で尚且つ感情的な「怒り」の残り香のような記憶に襲われ、眠れなくなってしまう。自分を責めない日はない。

 

また、ストレスの多い業務を実施した後に、そのストレスから去来する不眠を解消すべく過剰なアルコール摂取とドリエルという市販の睡眠導入剤を喉に放り込み、気絶するように眠り込んでいたので、その離脱症状により不眠の傾向が強くなっているらしい。

 

いずれにせよ、5月末まで休職である。いったい何をしようかと考えたときに、ツイッチでゲーム配信を始めてみた。笑えるほどに人が来ない。一人でだれも観ていない配信をしながら、東京郊外のワンルーム独り言ちる日々、切なく空しい。そしていとおかし。でも、楽しくはある。眼が濁っていなかった少年時代を思い出しながら、ゲームに興奮する日々も悪くない。

 

英語の勉強も始めた。もう日本を飛び出したい。このパワハラと過剰な労働と、その労働を賛美する国民と私は、まるで性質が合わない。強いて言えば、来世がもしあるならイギリス人に産まれたい、と願望してみるも、それは空しい。たわごとにすぎない。

 

空しい。これにつきる。人間は愚か。パワハラが横行する会社をいくつも渡り歩き、私の心は、言葉への愛という壊れかけた杖のみで支えられている。

 

本日の投稿はこれにてお終い。この国の、顔も性格も知らない誰かが読んでくれることがあれば、それは本当にうれしいことだ。

 

そろそろ豚の角煮が煮えるころだ。ここで筆を終えることにする。では、これにて。